「 ランサムウェア 」って何? ~ 大切なデータか、お金か ~

ransomwarePC上にいきなり表示されるまるでスリラー映画のような脅迫メッセージ。

「あなたのコンピュータ、ファイルはロックされています。アクセスできません。」

そして、「アクセスするには、●●円の支払いが必要です。」という身代金の要求。

これが、「ランサムウェア」と呼ばれるマルウェアです。ユーザーの大切なデータを「人質」に「身代金」の支払いを要求されます。そしてほとんどの場合で、その支払いは追跡ができない仮想通貨「 Bitcoin 」などで行うことを要求されます。支払には期限が設けられており、それまでに支払わなければ、ファイルを永久に開くことが出来なくなってしまいます。では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

ランサムウェアが起こる仕組み

ランサムウェアの感染経路は実に多く、様々な場面に感染の危険は潜んでいます。ここでは、代表的な二つの感染経路をご紹介します。

 

① フィッシングメール

まず一つ目に「フィッシング」があげられます。フィッシングとは、普通に見えるメールが届き、そのリンクに飛んだり、添付ファイルをダウンロードしてしまうというものです。この際、メールに直接的にお金を要求してくることもありますが、ダウンロードされたソフトウェアからコンピュータにウイルスが感染し、それがファイルをロックしてし、身代金を要求する「ランサムウェア」を引き起こします。

ランサムウェアは感染した瞬間にメッセージが表示されることだけでなく、時間が経ってから、ハッカーがタイミングを見計らって、表示させることもあります。

 

② 悪質なサイト

もう一つの感染経路としては、悪意あるサイトにアクセスして時があげられます。悪意あるサイトとは、「エクスプロイトコード」が仕込まれたサイトなどです。エクスプイトコードとは、本来ソフトウェアの脆弱性などを検証するためにプログラマなどが使うチェックツールです。しかし、少し使い方を変えるだけで、逆にウイルスを感染させることができるサイトを作ることが可能なのです。

このコードを使って、悪質なサイトを作成し、そこにアクセスしただけでPCにウイルスが感染し、ランサムウェアが引き起こされてしまいます。

 

ランサムウェアへの対策

①大切なデータ、ファイルのバックアップ

万が一ランサムウェアに感染してしまったときのために、大切なデータやファイルはばっくあぷを行いましょう。そうすれば、身代金を支払う必要もなくなります。

 

②フィッシングメールへの対策を行う。

【フィッシングメールへの対策】

 

③セキュリティ対策ソフトを利用する

AVG インターネットセキュリティ」、AVG アンチウイルス」などのセキュリティ対策ソフトでは、ランサムウェアを含むマルウェア対策ができます。気を付けていても、知らず知らずのうちに悪質サイトにアクセスしてしまったり、メールのファイルをダウンロードしてしまうことがあります。きちんとセキュリティソフトを入れておくことで、ソフトがウイルスをスキャンしてくれます。

 

また、最近は個人を狙ったものだけでなく、企業を狙ったランサムウェアが増えてきており、企業の大切なデータや、個人情報の流出などの危険が潜んでいます。そのため、「AVG インターネットセキュリティ ビジネスエディション」や「AVG アンチウイルス ビジネスエディション」などの法人向けのセキュリティソフトのニーズも高まってきています。

            

大切なデータを人質に身代金を要求してくる何とも悪質な「ランサムウェア」、きちんと対策を行い、身を守りましょう。